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学習の友社
「共同親権」は大丈夫?
―DV被害者や子どもの幸せを願う人たちの現場から―
大岩祐司・申佳弥・渡辺和恵 編著
1100(税込)
2025年9月30日

【内容紹介】
民法の改正で、未成年の子どもがいる夫婦が離婚した場合、「共同親権」が選択できるようになります。
「離婚後も父母双方が適切な形で子を養育する責任を果たすこと」などがその理由ですが、共同で親権を行使することは父母の葛藤や衝突をかえって大きくし、子どもの幸せにつながらないことも懸念されています。このブックレットでは、医療、保育、学校、児童福祉などの子どもと接する職場からの懸念、DV被害者支援、そして家庭裁判所など、関係する職場で働く人の声を紹介しています。
【もくじ】
まえがき (大岩祐司)
第一部
民法「改正」による離婚後の共同親権は何が問題か(渡辺和恵)
第二部 各界から寄せられた不安の声
医療関係者からみた離婚後「共同親権」への不安(加賀美理帆)
保育現場で民法改正について気になること(濵 和子)
教育現場を担う教職員は「共同親権」をどうとらえるのか
(大教組女性部)
「共同親権」、福祉現場でなにが起きる!?
(申佳弥+渡辺和恵+福祉職場座談会)
離婚後「共同親権」導入
――DV被害者と支援現場の現状とこれから(山崎菊乃)
家裁の体制整備は万全か?(中矢正晴)
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