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権利としての介護保障をめざして

黒岡有子 著

¥1,980 (税込み)

2022年6月21日

権利としての介護保障をめざして

介護保険20年の問題点とこれから


髙齢者の置かれている実情と切実な声を踏まえ、ケアマネージャーがあるべき介護保障の姿を描く。


目次

第1章 利用できない、利用させない介護保険(介護保険利用者の事例;事例が示す介護保険制度の構造的欠陥)

第2章 介護保険制度の構造的欠陥の要因(介護保険成立の経緯と「公的責任」の後退;介護保険の仕組みと利用上の制約)

第3章 介護保険の制度改定と構造的欠陥の拡大(制度開始からの10年(社会保障構造改革と介護保険制度)

東日本大震災からの10年(2011年以降)

介護保険制度20年のまとめ)

第4章 介護をめぐる現状(利用者・家族;サービス事業所;介護労働者;ケアマネジャー)

第5章 人権としての社会保障とその実現に向けて(人権としての社会保障の理念と原則;日本における社会保障;介護保険制度の改善の課題と方向;介護保険を変えていくのは私たちの声)


著者等紹介

黒岡有子[クロオカユウコ]

ソーシャルワーカー(社会福祉士。主任介護支援専門員)。1989年、日本福祉大学社会福祉学部卒業。卒業後、医療機関にてソーシャルワーカーとして勤務、2000年に開始した介護保険制度とともに介護支援専門員の業務を兼務。2011年より、居宅介護支援事業所介護相談センターふれあい(城北)所長。2022年4月より、寺井病院手取の里にてソーシャルワーカー。2018年より、石川県医療ソーシャルワーカー協会理事。介護支援専門員の業務の中で様々な矛盾を感じ、社会保障のあり方について学び直すため、仕事の傍ら金沢大学大学院人間社会環境研究科博士前期課程に入学、2015年修了(修士・公共政策)


A5判 190ページ

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