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人間の尊厳と個人の尊重

牧野広義 著

¥1,760(税込み)

2022年5月16日

人間の尊厳と個人の尊重

 現代の日本では生きるのが苦しいことが多く、過労死や過労自殺はなくならず、障害者施設での殺傷事件、アニメスタジオやクリニックの放火殺人など、一人ひとりの生活の苦難や孤独が多くの人を犠牲にする犯罪にもつながっていると思われる……

 さらに、コロナ危機、気候危機は人類の未来にかかわる「危機」である。

 それらを具体的に解決するために、「人間の尊厳」や「個人の尊重」を原理にすえて、社会的な協同の力で、自然と調和する人間らしい労働の実現や、誰もが自分らしく生きられる社会の実現をめざすことが重要である。(まえがきより)


[もくじ]

第1章 人間の尊厳と個人の尊重

第2章 重症障害児と「個人の尊重」

第3章 優生学と人間の尊厳 

第4章 差別と差別意識

第5章 労働者と個人の尊重 

第6章 気候正義と資本主義

第7章 コロナ危機と新自由主義

第8章 平和憲法と個人の尊重

1948年奈良県に生まれる。1977年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。現在、阪南大学名誉教授、労働者教育協会副会長、関西勤労者教育協会会長

A5判 165ページ

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