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「戦争は違法」の世界の流れと日本国憲法9条

川村俊夫 著

¥1,320(税込み)

2019年3月1日

「戦争は違法」の世界の流れと日本国憲法9条

むかし、戦争をすることは「国家の主権」と言われた。
今、「戦争は違法」である。 人類の英知により世界は変わった。

はじめに――グローバルな視座で憲法9条をみる時代イメージ 1
1.中世から近世にかけての戦争「正当化」の論理
2.戦争違法化と集団安全保障
(1)第1次世界大戦と国際連盟
(2)自衛権をめぐる本格的論議―不戦条約
3.国際連合と集団的自衛権
(1)第2次大戦の勃発と国際連合
(2)「集団的自衛権」という逆流
(3)安保理の機能喪失と総会の役割
(4)憲法の平和主義と安保条約の矛盾
4.日本国憲法9条と国連憲章
(1)侵略戦争への反省なしの戦後の再出発
(2)アメリカ本国は戦争放棄を要求せず
(3)極東委員会でなされた議論
(4)憲法9条を歓迎してうけいれた日本国民
(5)日本国憲法制定に働いた4つの力
5.各国、各地域にひろがった平和への取り組み
(1)侵略戦争・征服戦争の違法化
(2)国策遂行の手段としての戦争を放棄(不戦条約型)
(3)戦力の不保持・制限
(4)永世中立宣言
(5)地域に広がる平和の共同
6.おわりに―9条を生かしてこそ「戦争は違法」を現実のものに

113ページ


川村俊夫[カワムラトシオ]

1941年東京生まれ。1965年東京大学卒業。同年憲法改悪阻止各界連絡会議(憲法会議)結成と同時に事務局に専従。1972年同事務局長。1995年同代表幹事。現在、憲法会議代表幹事。九条の会(全国)事務局員

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