住民の生活と福祉、そして憲法で保障されている権利を守ること
それが自治体職員、福祉職員の責務です。
生活保護や高齢者福祉などの現場職員30年、そして福祉系大学で教鞭をとり、今、福祉充実のための市民活動に取り組む著者ならではの、実践に裏付けられた熱い思い満載の書

目次
まえがき
第１話　住民の「生命と生活を守る」社会福祉対人支援実践事例
第２話　生活保護行政の根底に流れる劣等処遇の原則―A市の実態から―
第３話　新型コロナウイルス感染症と行政―弱者への視点―
第４話　市民の声きかず、一方的な長寿祝い金削減と健康祝い金の新設
第５話　「地域と疎遠・制度不案内・支援届かず」への社会福祉従事者の寄り添う支援
あとがき