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労働者教育協会 編

A5判80頁/税込定価550円

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「新時代の『日本的経営』」から30年。終身雇用や年功賃金がこわされ、雇用流動化戦略が進められた。「失われた30年」は「雇用破壊の30年」でもある。政府・財界は、この路線をさらに進め、労働の場を無法地帯に変えようとしている。

「新時代の〈日本的経営〉」から30年

赤堀正成/労教協常任理事

これまで日本経済の強さの象徴として誇っていた「日本的経営」。財界がどのような考え方で、この方針を出しているかを検討する。

「労使自治論」による労働法解体の危機

伊藤圭一/元全労連雇用法制局長

労基法・労働行政の抜本見直しをめざして発足した労働基準関係法制定研究会での議論を紹介。労働者を守る法律を労使自治の名で骨抜きにするという、事態の危険性を学ぶ。

「企業と人権」が企業を変える

小栗崇資/駒澤大学名誉教授

国際的には「ビジネスと人権」について真摯な取り組みが進んでいる。SDGsの視点から見た世界と日本の働き方や労働者の人権尊重のありようを検討する。

労働法とはどういうものか

今野順夫/福島大学名誉教授

民法の契約自由原理に対して交渉力で劣位にある労働者を保護するための労働法であり、労働者側が同意しても最低基準以下の労働条件は認めない強行法規であることなど、基本的な考え方を学ぶ。

名前を呼ばれない働き方――スキマバイトの一断面

藤田和恵/ジャーナリスト

履歴書も面接も不要、アプリで手軽に申し込める“スキマバイト”。しかし、事前説明との違いや事故の際の補償、使用者責任など多くの問題点が。

「定額働かせ放題」の職場はどうなっているのか?

山本乃里子/全教副委員長

教育現場では、休日も部活指導で出勤、自宅で深夜にテスト採点といったことが日常茶飯事。労働法制解体後の働き方を先取りしている。教員の働き方、健康破壊や離職の実情などをリアルに紹介。

コロナ禍の労働相談からストライキでたたかう春闘へ
――非正規春闘の結成から現在まで

尾林哲矢/首都圏青年ユニオン委員長

非正規雇用労働者の反撃も始まっている。全労連、連合、全労協など上部団体の違いをこえて結集した「非正規春闘」の成果と、組合員たちに芽生えた確信などを伝える。

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