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国連加盟国の圧倒的多数が「核兵器禁止条約」に賛成

  • 労働者 教育協会
  • 2024年10月24日
  • 読了時間: 2分

7月18日に行われたオンライン読者会は、学習の友7月号に執筆いただいた土田弥生さんをゲストに迎え開催しました。

日本原水協の活動をされている土田さんには、7月号に「核兵器のない平和な世界を-世界は立ち上がっている」という小論文を寄せていただきました。

オンライン読者会は、冒頭にゲストからスピーチをしてもらいます。

その後、参加者も交えて感想交流や質疑応答で深めていくスタイルです。

冒頭で土田さんは「核兵器をめぐって、危機的な状況にあることを伝えたかった。

と同時に、そんな状況の下でも、世界は一致団結して国連、諸国政府、市民社会が頑張っている。そこに展望があることを伝えたかった。」とおっしゃいました。

世界の情勢は核兵器の危機がほんとに深刻な状況になっています。

ロシアがウクライナに進行し、核兵器の使用もほのめかす中で核戦争の危機が高まっています。一方で、ほんの一握りの核兵器大国の横暴を圧倒的な世界の国々は許さないという態度をとっています。

核のボタンを一部の人間が持っているというばかげたことをおかしいと声をあげ、世界中の国々が立ち上がって、その力が核兵器禁止条約を生み出し、国連加盟国でも圧倒的多数が賛成している。反対をしているのは、世界のわずか43ヵ国。

アジアでは日本と韓国のみ。核兵器廃絶に背を向けているのは世界の中で少数派であることは明白です。大きな流れが今ここに集結していることを実感することができました。

8月3日から9日で原水禁大会が開催されます。「ぜひオンラインででも参加してもらいたい。」と土田さんは呼びかけました。

世界大会には、国連、各国代表がたくさん参加する。市民と政府の対話、軍事的対応ではなく、対話で平和外交でやろうというASEANの経験にも学んで、議論するフォーラムや、被爆者の話を聞くなどのプログラムもある。

今年はニューヨークの大学でガザ侵攻反対などの運動を展開している学生が参加します。

あらゆる立場の人たちが集まって議論し、学び、継承していく運動にしたいと訴えました。

 質疑応答では、さらに具体的な世界の動きを感じることができ、とても充実した60分となりました。

 
 
 

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